言葉の違い ~じょうろやさん~
昔話というか、育ちというか・・・
江戸っ子独特の・・・なのか、品川独特の・・・なのかわかりませんが。
一種の方言のようなものが多少あり。
自分にとってはそれが日常であり、当たり前だったのですが、自分が小学校に通うぐらいになってくるとそれが違うという事に気が付かされたものがあります。
一番は「醤油」でしょうか。
ウチの人は「おしたじ」と呼びます。
しかも「し」と「ひ」の区別がつかないから個人的には「おひたじ」という認識をしていました。
ギリギリ昭和生まれの同級生に言っても通じない言葉ナンバーワンでした。
※そもそも自分の表現が「おひたじ」だし・・・
あとは、「レンコン」を「ハス」
「カボチャ」を「トウナス」
※落語の唐茄子屋政談を聞いた時に非常に親近感が湧きました・・・
あとは品川ならではのワードもありました。
「女郎」→じょうろ、おじょうろさんと言った表現になります。
女郎屋=じょうろや、となり、
子供変換では「じょうろ」は当然植木に水をやる「如雨露」となります。
品川昔話の代表格「昔は【じょうろや】が一杯あってね」というくだり。
なんで「如雨露屋」さんが一杯あるのか、意味不明でした・・・
しかし改めて話を聞く事により、なるほどそういう町だったのか、とわかっていくわけです(苦笑)
品川といえばじょうろの町。なわけです。
だからこそそこに下駄屋の必要性があったわけですね。
じょうろがたくさん・・・じょうろやさん