なぜ下駄屋を継いだのか
そんな状況であるとは知っているような知らないような。
特別経営不振などを考える事もなく自然な流れのように自分は丸屋就業を決めています。
たま~~にあるテレビ取材などで「なぜ下駄屋を継いだのか?」と聞かれると正直困ります。
そこまで深く考えてないから・・・
ただ、それでも考えていくと。
「丸屋」が、「下駄屋」が無くなるというのはやはり寂しかったのではないかと。
慶応元年から続いている家業であり、それが何事もなかったかのように消えていくのは耐えられない。
というのが根底にあるような気がします。
自分が継ぐ事で、自分がやり続ける限りは続いていくわけで・・・
その先に繋げるのか、いずれ自分で終わりにするのかはわかりませんが。
少なくともこんな昔話を楽しみながら「あ~、そんな時代もあったんですね」と共感して頂ける人がいたら良いな、というのが今の思いです。
もちろん伝統的な和装履物、というのもお伝えしながら・・・
最後までお読み頂きましてありがとうございました。