丸屋オリジナルの角型
150周年記念商品第二段!会津桐下駄と並んで今年の目玉商品です。
「こんな形あったらいいな」の理想形を追求。丸屋オリジナルの籐表がついに完成しました。職人と相談を重ね限界までRをキツく角張らせた角型の籐表です。
6代目自らデザインを担当。丸屋オリジナルのカタチになります。
籐表といえば夏の雪駄の代表格。見た目、履き心地共に涼しく周りに清涼感を与えます。
また、竹皮で編まれた畳と比べて圧倒的に強く、素足で履いても傷まないのも特徴。手入れに関しても固く絞った布で拭いて頂けるので雪駄のそれよりも楽なのも「夏の雪駄」の特徴だと思います。
形状比較
右画像が従来型と丸屋オリジナル角型籐表の比較図です。
一目見て頂けるだけで違いは明らかだとは思いますが、オリジナルの方は出来る限り角張らせた形に仕上げています。
皮籐で編まれた表に丸芯に皮籐を巻き付けた物でフチ取るため、真角に仕立てることは不可能なのですが、四隅のRを綺麗に出せるギリギリのR形で仕立てて頂きました。
形状は外側、内側共に三味線の胴に似た三味形を採用。真四角ではない微妙なRを表しています。
幅は8寸:3寸幅、7寸7分:2寸8分幅と幅狭に仕立てています。
籐芯 後一【あといち】
籐表の雪駄において主流は革芯(裏革と籐表の間に革を入れて厚みを持たせる作り)となっていますが、今回ご用意した角型籐表は籐芯【とうじん】です。
同一の素材でカサネを作った方が見た目に綺麗なのは明らか。通好みの後一でのご提供になります。