
芳町
女性物の基本形となる下駄です。二枚歯のシンプルなデザインは初心者から通人にまで幅広く愛される形です。
基本形というだけあってクセがなく「下駄の履き方・歩き方」が身に着く下駄だと思います。
女性物の基本形となる下駄です。二枚歯のシンプルなデザインは初心者から通人にまで幅広く愛される形です。
基本形というだけあってクセがなく「下駄の履き方・歩き方」が身に着く下駄だと思います。
三味線の胴に似せた形をしたスタイリッシュな下駄です。
女性版の真角のような位置づけでしょうか。真角よりもRが付く分だけ女性らしさが感じられます。
昔は芸者さんなどに好まれて履かれていたようで、確かに細身の花緒をキツめにすげてチョンと突っかけて履く・・・といった事が似合う形ですね
下駄というと二枚歯のイメージですが、二枚の歯の前歯を斜めにカットした形です。
形による違いを二枚歯と比較すると、メリットとしては歩きやすさがあり、デメリットとしてはやや重いことでしょうか。
下駄は前に倒して蹴るように歩きますが、この形には、より前に倒れやすいようにというメリットがあります。二枚歯の場合でも履きこむうちに台が削れて歯がナナメになっていき歩きやすくなっていきますが、千両に関してはその状態を初めから味わうことが出来るというわけです。