南部烏表付き横柾大日光に燻し鹿革花緒
今日の一足・朝の部は南部烏表付き横柾大日光に燻し鹿革花緒をすげた下駄です。
狙いを定めてご来店頂きました。今すぐにというよりも少し先の秋口に・・・と先を見据えた下駄。
南部烏表を張った下駄。台となる下駄の方は会津桐の台下で、もちろん横柾に。
通常柾の下駄というと天(足に乗るところ)に柾目を出しますが、表付きの場合は表を張りますので、横に柾目を出すというのが作法となります。
良い物を贅沢に使用した下駄で、花緒も難しいところですが、素晴らしい下駄に負けないようにしっかりと重厚感のある燻した鹿革の丸花緒をお見立て頂きました。