若女将の一言
花緒の鳥獣戯画は生地の取る場所によって、兎だったり蛙だったりします。
今回は蛙さんがやって来てくれました。
台の表面に光沢が無い叩きにした事でお洒落感が出たと思います。
台 : 叩き舟形
木目を生かす塗りを捌き、下地を厚く艶を出す塗り方を大艶など、塗り物でも塗り方それぞれで仕上がりも変わってきますが、こちらは文字通り塗布面を叩くことで仕上げる技法。
叩くことにより凹凸ができ、塗りっぱなしよりもマット感が強くなります。
少し控えめに、さらにその凹凸が滑り止めにもなる、見た目良し・履いて良しの加工法です。
普段からお履き頂くのもよし。しかし、やはりお洒落履きとしてのパフォーマンスを期待したいところです。
一見黒塗りですが、よーく見ると違うぞ!というのがこの塗り物の楽しいところかもしれません。
花緒 : 鳥獣戯画柄金襴花緒
幅 | 色 | 前壷色 | 柄 | 裏地 |
---|---|---|---|---|
18mm | ベージュ | ベージュ | 鳥獣戯画 | スエード |