籐表付横柾大千両
台は桐の本場・会津桐を使用。贅沢に側面に柾目を出しました。 表はこれも当店オリジナル。150周年記念第二段の籐表をそのまま下駄に張り付けた下駄です。
籐表は南部表などの竹皮と比べると素材が断然強いのが特徴。夏の履物として昔から親しまれてきた素材です。形は当店オリジナルの角型。極限にまで角張らせた一品です。
当初、二枚歯の大日光のみのラインナップにする予定でしたが、お客様たっての希望もありまして、千両バージョンも登場致しました。
会津桐は、桐の中では重い方だと言われますが、その分しっかり詰まった木となり程よい硬さの素材となります。その硬さからくる色艶は台の存在感を高めます。会津桐ならではの硬さ・艶・柾目をご覧ください。
8寸 (24~27cm) |
38,000円 |
横柾【よこまさ】とは
通常柾目というと天(上面)に柾目を持ってくるのが普通ですが、表付の場合、天が見えないため、側面に柾目を出すように木取をします。これが表付の下駄における作法でもあります。
今回、柾の下駄を磨く際に目を立てる技法を使って横柾の目を立てるように磨いてあります。
表のみならず、側面の横柾までご覧いただければと思います。