若女将の一言
本日のポイントは花緒です。
赤に黒が混じった色味の表と裏には黒、前壷は鶯色と、私が気まぐれに作る組合せの花緒です。
台は迷いなく捌きを選びました。
着物でも洋服でも両刀使いできる一足です。
台 : 黒捌き大右近
桐の台を黒く塗りあげたいわゆる「黒塗り」の下駄です。
昔はもちろん漆塗りでしたが、現在では代替塗料には最も漆に近いとされるカシューが使われている事が多いです。
「捌き」というのは木目を活かした塗り方で、天の柾目も表れるように仕上げられます。塗りの中では最もオーソドックスな塗りと言えるでしょう。
素足でも足袋でもお履き頂けますし、なにより上品で使いやすい仕上げ方です。
花緒 : 会津木綿花緒
幅 | 色 | 前壷色 | 柄 | 裏地 |
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18mm | 臙脂 | 抹茶色 | 無地 | スエード |