幅狭後一南部表雪駄に黒桟革花緒
今日の一足は幅狭後一南部表雪駄に黒桟革花緒をすげた雪駄です。
色々と履いて頂く中で7寸7分・幅狭・後一、というある意味で究極のスタイルを気に入って頂いています。
5〜60年遡れば7寸7分はいわゆる大型(おおがた)と呼ばれて男物標準サイズとして履かれていました。そこから日本人は大きくなったと言われていますが、意外とこの7寸7分の感触も悪くないものだと思います。
幅狭・後一という仕立ては好みにもなりますが、これはセットのように思われて・・・フィット感・突っ掛けスタイルを重視した作りになっていると思います。
もちろん脱いで揃えた時にこぢんまりとしたその姿がまた良いんですよね・・・