七々子塗り真角に黒桟革花緒
今日の一足は七々子塗り真角に黒桟革花緒をすげた下駄です。
黒地に黒の七々子塗りを作って!というご要望を頂いた時に、果たして出来るのか??という不安が大きかったです・・・
いざ目の前にその仕上がったものを見ると・・・凄いなぁ〜と思いました。少し遠目に見ると完全に真っ黒。しかしながらよーく目を凝らすと菜種の形跡が浮き上がってくるんですね。
これは写真に自分は映す事が出来ないぐらいです(2枚目・蛍光灯の光辺りをご覧ください)
台がここまで黒・黒なので、花緒も黒で、となるのは自然なところ。七々子の仕上がりをイメージしてきっと合うはず、と想定していた黒桟革もピタリでした。