合目柾相三味に本天花緒
今日の一足は合目柾相三味に本天花緒をすげた下駄です。
小説に「糸柾の下駄」というのが出てきまして・・・とお客様。
糸柾【いとまさ】というのは柾目の下駄のごく目の詰んだ下駄のことを言います。さすがにそういった下駄は欲しい!といったところでなかなか無い、というのが現状だと思います。
その雰囲気を少しでも、ということで合目の柾下駄をお求めいただきました。
本の内容に沿って無地の花緒をお見立て頂き、イメージ通りだったのではないでしょうか。会津桐の良さも感じて頂ける下駄だと思います。