市松大下方に編み三石花緒
今日の一足は市松大下方に編み三石花緒をすげた下駄です。
いつもの常連さんなのですが、狙い澄ました一足でした。
あの配色の三石出ちゃいました?と言われてドキリ。最後の一足となっていましたが、狙いの配色があって良かったです。
台は市松の塗り加工。形を真角にするか下方にするかというところでしたが、花緒を当ててみると、花緒そのものの柔らかさが目立ちますので形も柔らかく丸めた下方に。
市松も黒の違いを楽しむところですが、三石の鼠3色も言ってみれば黒の濃度の違い・・・濃い〜薄色まで徹底した配色・楽しみ方になっており、考え抜かれたお見立てだと感じました。