乱菊柄蒔絵付ぽっくりに名物裂福林花緒
今日の一足は乱菊柄蒔絵付ぽっくりに名物裂福林花緒をすげた下駄です。
娘さんの成人式の履物を。先に草履の花緒のすげ替えを進めていたのですが、ウインドウの中のこちらのぽっくりに目を留めて頂きました。
赤塗の台に乱菊の蒔絵を施した大人のぽっくり。南部表をつけてお目出度い席の履物として十二分な品物です。
いわゆる七五三の時にお子さんが履くぽっくりとは少し高さを抑えてありますが、その絢爛豪華な姿はそのままに。「下駄」と表現できる中では最高峰の履物だと思います。
花緒は名物裂からお見立て頂きフォーマル感をプラス。打ち出の小づちの入った柄で、成人式という場にも合っているのではないでしょうか。