幅狭・後一本南部表雪駄にふすべ印伝二石花緒
今日の一足は幅狭・後一本南部表雪駄にふすべ印伝二石花緒をすげた雪駄です。
こんな雪駄が作りたい。とお話を受けてから1年・・いや2年掛かったでしょうか。
本南部で7寸7分、幅狭で、後一。呪文のようですが、既に製造されていないものを作れ、というわけにはいかず。デッドストックに巡り合う奇跡もありまして、まずは雪駄の方はクリア。
花緒はふすべで二石、高原で・・・聞いただけでゾッとする感じですね。職人泣かせにもほどがあるよ〜!と泣きも入るとそれに応えてくれる職人さんもまたいらっしゃいまして。
こうしてカタチになって改めて見ると、最高の素材と技術の結晶、という堂々たるものがあります。
現時点での一つの極みの雪駄、ではないでしょうか・・・