幅狭後一南部表雪駄にタピール高原花緒
今日の一足は幅狭後一南部表雪駄にタピール高原花緒をすげた雪駄です。
昨日に引き続き「こだわり仕様」な雪駄です。
三寸幅の表を後一に。
二枚重ねる後二よりも当然のごとく一枚低くなるわけですが、これがどのような効果をもたらすかというと、突っかけた時にその違いが体感できる、と思うようになりました。
突っかけというのはそれこそ爪先が履物に乗っていれば良い、というような状態に近くなりますので、踵が高いとかえってそれが足に当たり邪魔になる印象。そこを一枚にすることでちょうどバランスが保たれるといった働きがあると思います。
「こだわりの方向き」と言っているのはそういった背景があるように感じます。