千羽鶴柄金蒔絵付ぽっくりに編み三石花緒
今日の一足は千羽鶴柄金蒔絵付ぽっくりに編み三石花緒をすげた下駄です。
最近は前撮りなどの準備もあって早い方も多いのですが、下駄屋の方では9月辺りからようやく七五三、というような段階に入ります。
予め準備を・・・というお客様。
お求め頂いたのは南部表のついた黒塗りの金蒔絵で、台の方も手の込んだ一品。
裏を返すとよくわかるのですが、菊彫といって化粧彫りが施されています。これは全ての材にできる物でもなく、しっかりと詰まった材・そして乾いた材という、より洗練された木材になっていきます。
そんな木にさらに塗料を重ねていき、表には畳表を張っていくわけで、なんとも贅沢な品物なのです。
その見た目の豪華さもあり「七五三といえばぽっくり」という方は多いですよね。