鎌倉彫日和下駄に蛇の目傘柄花緒
今日の一足は鎌倉彫日和下駄に蛇の目傘柄花緒をすげた下駄です。
最近ではなかなかお目に掛かる事もない下駄です。
日和【ひより】といいまして雨の日にもハネを上げずに歩くことが出来る雨下駄にあたります。
日和、というだけで珍しいですが、さらに鎌倉彫の。となるとさらに珍しくなります。
現在では作られていないのではないでしょうか。
昔の職人の仕事ですので、その一彫一彫も細かく、良い仕事がされています。 津軽の塗りも良いですが、鎌倉の彫りもまた捨てがたいものがあります。
花緒は蛇の目傘柄。雨の日に足元にも傘がある、というのは洒落てますね。