南部表雪駄に無地革丸花緒
今日の一足は南部表雪駄に無地革丸花緒をすげた雪駄です。
「最近ふすべの無地が手に入らないから、似たような革を探してきたよ」と職人。正直に言って、80を過ぎたお爺さんなのですが、新製品の開発を怠らないあたり、頭が下がります。
確かにふとふすべを感じるような色味。タピールよりも起毛感が強い革質は柔らかみがあり上質な肌触りです。
お相手は南部表の雪駄でより上品さを感じます。
結婚式に誤魔化して履けて、その後にも使いやすそうな・・・というお見立てでバッチリではないでしょうか。