3分3枚本革草履に花柄正絹花緒
今日の一足は3分3枚本革草履に花柄正絹花緒をすげた草履です。
着付けを習い始めた、というお客様。先輩方に「合皮はボロボロになるから、革が良い」と教えられご来店。
確かに合成皮革はそもそもの素材として寿命があり、もって5年という品物になります。それに対して本革はそれこそ十年単位でもちます。この違いは重要ですね。
最初の一足ということで、使い回しのしやすいものを。 となるとやはり薄色の台が候補にあがります。
こちらは薄い桃色の台。これに着物の端切れから仕立てた上品な花緒がすがりました。
ちょうど花緒が仕立てあがってきた所へのご来店でタイミング良く、驚きでした。当店が用意した生地で仕立てた花緒で、これから長く提供していこうと思っていた所なんです。