糸春相千両に紬福林花緒 2014年8月23日―今日の一足―丸屋履物店

今日の一足

糸春相千両に紬福林花緒

糸春相千両に紬福林花緒

今日の一足は糸春相千両に紬福林花緒をすげた下駄です。

初めて履いた下駄で花緒ずれを作ってしまったそうで、足当たりの柔らかい花緒を・・・ということでした。

「足当たりの柔らかい花緒」を見分けるコツとして、仕立て方があると思います。こちらの花緒は福林といいまして、表地を挟み込むように裏地が回り込んでいます。これは表地を足に触れさせないためで、柔らかい裏地のみが足に当たる配慮でもあります。だいたいが裏地よりも表地の方が足当たりが悪いですので、その部分が当たると痛くなってしまうことが多いです・・・こんな仕立て方からでも「痛くならない花緒」を見分けられます。

また、触って柔らかい、というのももちろんですね。

糸春に紫が入って、素敵な下駄になりました。

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糸春相千両に紬福林花緒 前壷
糸春相千両に紬福林花緒
糸春相千両に紬福林花緒 花緒

今日の一足とは

下駄・雪駄・草履などの和装履物専門店・丸屋にてお求め頂いたお客様のおしゃれな履物をご紹介するコンテンツ。かわいい・かっこいいコーディネートの参考にご覧ください。
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