夏色相後角に紬調合皮花緒
今日の一足は夏色相後角に紬調合皮花緒をすげた下駄です。
男性のお客様ですが、いつもながら女性物をお履きになります。
女性物は男性物に比べると当然幅も狭いですし、丈も短いです。
しかしながら、下駄は踵を出して履くもの。突っかけて履くとこの大きさが履きやすい、という声も多いですね。
昔の男性物の標準サイズが今の女性物の標準サイズになっているから、というのも関係があるかもしれません。
脱いだときに形の違いが初めてわかる後角に紬調の横縞柄花緒。
黒裏・黒壷で渋くまとまりました。