焼き芳町に縦縞柄福林花緒 2014年4月11日―今日の一足―丸屋履物店

今日の一足

焼き芳町に縦縞柄福林花緒

焼き芳町に縦縞柄福林花緒

今日の一足は焼き芳町に縦縞柄福林花緒をすげた下駄です。

白木・黒捌きと仕上げ方を紹介してきましたので、焼きの方もご紹介。

「焼き」はその名の通り火で下駄を焼くことでその色を出します。

桐は燃えづらく、焼くことで表面が焦げるのですが、そこから燃えるということはあまりありません。

焦げ目をつけ、ススを払い落とし、蝋で磨き上げることで艶を出し、仕上げとしています。

焼きの下駄は普段履きとして多く履かれる仕上げ方ですね。

台の柾目と花緒の縞。福林仕立ても縞の一部のようにみせ、縞縞模様が面白い下駄に仕上りました。

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