横柾・表付き大千両に小桜柄ふすべ印伝花緒
今日の一足は横柾・表付き大千両に小桜柄ふすべ印伝花緒をすげた下駄です。
11月10日に紹介した時に、次は違うアングルで撮ろう・・・と決めていたので、今度は裏もわかるように取らせて頂きました。
普通の下駄と違い表が付いているので、天に柾目が出せません。そこで側面の方に柾目を出したのを横柾【よこまさ】と言います。
こちらはその千両の表付き。特に千両には菊彫【きくぼり】と言われる彫りが施されます。裏側の前歯に彫られているのがそれです。
花緒はこちらも上等なふすべの印伝。小桜がお好きなお客様でしたので、ちょうどピッタリな組み合わせだと思います。