神代杉・芳町に縦縞柄罠花緒
今日の一足は神代杉の芳町に縦縞柄罠花緒をすげた下駄です。
普通【下駄】というと桐が一般的ですが、こちらは神代杉を使用した下駄です。神代杉、ねずこ神代などと言われます。
桐に比べるとその柾目が綺麗に現れるのが特徴です。画像からでもその目の細かさがお分かり頂けるかと思います。
花緒はこれも珍しい織分けで縦縞を表した罠花緒。罠というのは裏地や夏の花緒に用いられることが多い表面がループ状の生地。今では無地しか見かけなくなりました。
台と花緒どちらも独特な雰囲気がありますが、全体的に見て落ち着いた下駄になったと思います。