大形・二八幅・改良南部表雪駄に黄色無地タピール花緒
今日の一足は大形・二八幅・改良南部表の雪駄に黄色無地のタピール花緒をすげた一足です。
足の小さいお客様にはやはり七寸七分の大形が足に合います。こちらは大形の中でも二分幅を詰めた二八幅。脱いだ時の見た目がより一層まとまって見えます。表も昔の改良南部ですから、目が詰まっています。
これに黄色無地のタピール花緒をすげて。表と同系色になりますが、これは履いてからのお楽しみ。素足でも足袋が入っても黄色の花緒が目立つようになります。
「これ履いて、踵が汚れるようじゃダメだよ!」と五代目が言うのに対しお客様の奥様が「それが、汚れてなかったんですよ」と。そこまで履きこなせて頂けるなら、この雪駄も喜んでくれる事でしょう。