釣り方講座~マルイカ編~ 仕掛け・スッテについて ・かみやフィッシングクラブ


釣り方講座 ~マルイカ編~

釣り方講座~マルイカ編~

目次


はじめに


竿について


オモリ・道糸について


仕掛について


準備~出船前~


釣り座セッティング(左舷の場合)




仕掛けは竿側の筒から順にスッテを入れていくようにして最後にオモリを繋ぎます。

ポイントに着くまではオモリは転がらないように固定しましょう。間違っても船縁などに置かないように。


また仕掛けも竿側は固定した方が望ましいです。
ロッドキーパーに少し巻き付けたり、タオルを竿側の端の筒に突っ込んだりして固定して下さい、でないと移動中に仕掛けが風に舞ってしまいます。
(こうなってしまってポイント到着時には仕掛けがぐちゃぐちゃに絡まってしまった人がかなり居ます)


釣り人の心得


釣り方(直ブラの場合)


取り込み

  



慣れてくると、再投入を早くするために仕掛けを投入器にしまわないでイカを回収する事も可能です。(これについてはまた追記します)


触りについて


スッテ選択法



特殊な形状の物もありますから好みで用意してよいですが、スタンダードな物は必ず用意しましょう。

マルイカのスッテは一個当たり100~300円程度の物が殆どです、とは言ってもあれもこれもといきなり大量に買ってはきりがありません(^_^;)

やり込んでいるならともかく、マルイカ釣りを始めたばかりの頃は多くても20個程度あれば十分だと思います。

僕自身、買ったり貰ったりして80個近いスッテを保有していますが、実際に一回の釣行で付け替えたりしながら使うスッテ(仕掛けは5~6個スッテを付けられるタイプ)は多くても15個程度です。


さて実際にスッテを付ける時、どんなことを考えながら付けるでしょうか?

マルイカ釣りではその日の潮の澄み具合、水温・水深などで良く乗るスッテが変わるなどと言われていますが、実際のところよく分かっていません。

結局のところ、当日やってみないと分からないわけです(^_^;)

強いて言うならば、最初の配色ではナチュラルな色と派手な色のスッテを交互に付けて様子を見る事を薦めます。


あとは実際に釣りをして、乗りが悪ければ違うスッテに変えて軌道修正です。


やり込んでいくと、そのうちお気に入りのスッテが出てくるでしょうから、その後はそれを基準に決めてもいいでしょう(ちなみに僕の場合は下から2番目・3番目のスッテはいつも同じです)

ただし、それでいつも釣れれば良いのですが実際そう上手くはいきません・・


「釣り方に問題無いはずなのにイカが乗らない・・」そんな時は周りに釣れている人がいればその人のスッテを確認しましょう。
(注:当然ですが、邪魔にならないように!遠目に見れば十分です)

確認すべき点は大きく2つ
①どんな(色・形の)スッテにイカが乗っているか

②釣れているスッテの位置はどこか(下から何番目か)
です。

分かったら恥ずかしがらずに真似しましょう。それだけで大きく改善することもあります。


続いてスッテのサイズについてですが、現在東京湾でのマルイカのスッテは5~7センチ位が主流です。

水深が浅い場所や(時期的な)後半戦では5センチで十分です。
しかし早い時期は、まだすれていないジャンボマルイカも狙えるため6センチ・7センチのスッテを使っても良いでしょう。


マルイカの持ち帰り方



さて桟橋が近づいて来たらイカをしまいます。

が、魚みたいに海水ごとしまったのでは今までの苦労が水の泡です(^^;)

まず、海水を全て除くためバケツから出します(この時、ザルもしくは目のあるカゴなどかあると、そこにサッと出せるので重宝します)。あまり乱暴にすると墨を吐きますから、慌てず優しくですよ(^-^)/


まだまだしまってはいけません、イカの胴体内にはまだ海水が残っていますから、そのままで放置します。すると、イカは膨らんだり縮んだりを繰り返して海水を吐き出します。

しばらくすると海水を吐き出して弱ってきたイカはほとんど動かなくなります、そうしたらクーラーにしまいましょう!
動かなくなっていても、強い衝撃を与えると最後の力で墨を吐きますからこの時もそっとしまうことを心がけて下さいね(^_^;)

しまうときはジップロックなどあると便利ですね☆


クーラーに入れる際も氷には直接付けない方が(ビニール一枚も×)望ましいです。何故ならイカが氷で焼けてしまうからです。
僕自身はタオル等で間をおいています。


ここまで読むと「面倒だな・・なんだか神経質過ぎないか?」と感じる方もいるかもしれません。
が、海水などの水分、または吐いた墨などがあると死んだイカはどんどん白くなってしまうのです(スーパーで売ってるイカの色です)。

もちろんそれでも十分美味しいですし、2~3日寝かせたマルイカの味をを好む人も実際にいらっしゃいます。
しかし、せっかく透明なイカを釣ったのですから、一度は釣りたての透明なままのマルイカの味を家族やお友達と楽しんで戴きたく、ここにコツを記載しました。

やり方にもよりますが、僕はこの方法で持ち帰ると数時間程度経っていても透明度は高いです、是非試してみて下さいね(^-^)。


あ、ちなみにかみやの場合ですが、イカを海水から上げるタイミングは羽田空港の手前くらいで上げるとちょうど桟橋着くらいでしまえます。

目標の風の塔


桟橋でバタバタしたくなければもう少し早めに上げるなど逆算してみて下さいね☆


さいごに

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